采薪憂記(あとがき版)

過去病気記録アーカイブとその後記

ノルバテックスをなめてみる

ご同病中の皆様のうち、ホルモン感受性のある結構な数の方々が、毎日毎日服用を命じられている大人気(?)の飲み薬「ノルバテックス」。もちろん私も毎日、10mm×2錠を朝食後に飲んでおります。11月半ばでやっと半年。あと4年半強。

しかしまあ、半年も飲んでいても、ちっとも朝飲む習慣が身に付きません。ちょっと日常から離れると、即・忘却の彼方です。旅行などいったらテキメンです。週末も危ないです。自分が病気であるという事実を直視したくない無意識のあらわれなのでしょうか。月末にはまた3か月分のノルバが支給されるというのに、ものすごい勢いで余っております(数えたくない)。しかし夜気づいて飲み直すということができない以上、忘れたら潔く諦めるしかありません。ばかばか、私のばか!

さて今朝は、土曜日の朝ですが珍しく気がついて、朝食直後に飲むことができました。で、ふと思ったのです。これ、いつもすぐ流し込んじゃうから、味がわからん。どんな味?
今日は思い立って、しばらくなめてみました。

味がしません。

薬って、だいたい苦かったり変な味がしたり、糖衣錠だったり、結構くせがあるものだとおもっていたのですが、ノルバはただの白く丸い物体で、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。ノルバテックスさんの本名は「クエン酸タモキシフェン」。イメージとしてはレモン味(クエン酸だけに)ですが、酸とかいってるのにすっぱくもなんともありません。半年も飲んでてそんなことに気づかないのかこのアホが。という誹りもあるかもしれませんが、なんつーか、正体不明無味無臭。不気味です。

でも、まあ、飲みにくいよりはいっか。と考えて、明日からも精進(忘れないように)したいと思います。思ってるだけで保障はありません。最近は職場の皆様もすっかり「おはようございますクスリ」といってくれることを忘れておるようですが、あと半年ぐらいは続けてほしい(泣)

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